ゲーム業界以外の人にも伝えたい!ゲーミフィケーションの意味・事例

こんにちわ。
少しづつですが秋を感じられるようになりましたね。


さて。
今回は 「ゲーミフィケーション」 という聞きなれない言葉の記事です。
これは以前に記事を書いた CEDEC にて紹介された概念です。

ゲーム業界の人でもあまり知らない概念なのですが、
ぜひゲーム業界以外の人に知って欲しいビジネスTipsになっております。

 ゲーミフィケーションとは

ゲーミフィケーションとは


 ゲーミフィケーション(GamifiCation)とは、
 「ユーザーを楽しませる為に、ゲームで使われている概念・要素をゲーム以外の分野に活かすこと」です。

 つまりは、我々ゲーム屋さんがゲームを作る際に
 「こうすれば楽しんでもらえるかな?」とか「こういう仕組みが良いんじゃない?」等、
 「ユーザー(お客さん)」を楽しませる為にしている創意工夫を、
 日常の色んなシーンに仕込んでいこうよ、という考え方なのです。


事例1:くら寿司でのゲーミフィケーション事例


 象徴的な事例をご紹介します。
 これは先のCEDEC(2011)でも紹介された事例です。

 お寿司屋さんの「くら寿司」という回転寿司のチェーン店があるのですが、
 このくら寿司では「くら寿司」で「ビッくらポン!」という試みをしています。

 企画屋本舗


 何か?というと、、

 「食べ終わったお寿司のお皿を皿回収ポッドに5枚入れる度に、
  お客さんの席にある注文パネルでルーレットやゲームが遊べ、「あたり」が出れば玩具や景品がもらえる」

 という試みです。

 くら寿司は回転寿司のお店ですので、お客さんがお寿司を食べ終わる毎に空き皿が生まれます。
 ここに目をつけて、遊び心を持たせたアイディアがこの「ビッくらポン!」なのです。

 こうする事でお客さん(によっては)、「あと1皿食べたら景品が貰えるかも…」などと想像し、
 ついついもう1一皿食べてしまう事で、売り上げのアップ繋がるんだそうです。



事例2:チャオチャオ餃子でのゲーミフィケーション事例


 もう一つ事例をご紹介します。

 餃子とお酒が楽しめる「チャオチャオ餃子」というチェーン店では、
 来店する毎にスタンプカードにスタンプを押していってもらえます。

 チャオチャオ餃子

 ここまではよくある普通のポイントカードシステムのように聞こえるのですが、
 チャオチャオ餃子ではスタンプが溜まる度に2つのロイヤリティをつける事で
 非常に上手いゲーミフィケーションに仕上げています。


  1: 「エコノミー」→「ビジネスクラス」→「ファーストクラス」→ …
     という具合にポイントカードの「クラス」がアップしていく。

  2: 注文の際にポイントカードを提示する事で、
     クラスに応じた「裏メニュー」が頼めるようになる。


 と、こんな具合です。
 これによりお客さん側は「次のクラスになったら、どんなメニューが頼めるのだろう?」と、
 次への来店に対してワクワク感を覚える事ができます。

 実際。
 自分もチャオチャオ餃子はよく利用しており、現在「ファーストクラス」のカード所持者です。
 良くいくお店の店長からは「まだ上がありますよ」と言われているので、
 近々でまた行ってみたいなと思っている次第です。



ゲーミフィケーションの考え方・まとめ


 いかがでしょうか?

 難しい理論を語るよりも象徴的な例を示すことで、
 感覚的な理解ができたのではないかと思います。

 ただ、実際に実践に移すとなると少し考え慣れも必要ですので、
 分かったからと言って、すぐに実践できるものではないかと思います。

 という所で、
 僭越ながらゲームの企画屋さんからいくつか考え方のポイントを
 下記にメモ書きさせて頂きました。何かの参考になれば幸いです。
 

  1.RPGやシュミレーションゲームで使われている概念を思い出そう。
    Lvアップシステム、経験値稼ぎ、キャラクターの成長、駆け引き要素…。
    手軽に参考になる仕組みがあると思います。

  2.新規の仕組みを考える際には「何を」「どんな風に楽しませるか?」
    という考え方をしてみましょう。(なるべく具体的に)

  3.将棋で言う「3手の読み」で考えよう。
    「こういう仕組みにする」「ユーザーはこういう体験をする」「だからこう感じる」。
    みたいな。

  4.将棋で言う「5手詰め」までいければ大体バッチリ。
    「こういう仕組みにする」「ユーザーはこういう体験をする」「だからこう感じる」、
    「でもこういう場合は問題がある」「だからこういう仕組みでカバーする」
    という所までですね。


  非常に簡単に書いてしまいましたが、
  考えを練る際の参考になると思っております。
    


まとめなど


 本件に関して、参考になりそうなサイトをまとめてみました。
 お役に立てば何よりです。


  ■wikipedia
   → ゲーミフィケーション

  ■CEDEC2011より
   → inside

  ■事例集
   → 2012ゲーミフィケーショントレンドまとめ
   → ゲーミフィケーション活用事例研究所


などなど。
考え方で詰まった場合は姉妹サイトでもご相談受け付けます。

ではではまた次回。
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